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●映画祭の作り方<第9回>
 「最終回:ホームページを作ろう!」
written by 井上 澄
で、いよいよ登場、この1年間スタッフを鵜飼の鵜のように(笑)影で操り、オンボロ自転車操業のペダルをこぎ続けたチーフ、ナカツさん!?♪BGMは『ゴッドファーザー』のテーマかなんかで)

まずは、映画祭にかわるようになったきっかけから。

ナカツ「2年前に友達に強引に誘われたのがきっかけです。翌年、ウェブ担当だった方が急に作業できなくなり、映画好きで、ウェブについて、少しかじったことのある僕に仕事が回ってきたんです。そのままずるずると現在に至ると。頼まれると断れないたちなんですよね」

なんか初々しい・・・人に歴史あり。で、ウェブチーフのお仕事とは。

ナ「ウェブの主な仕事は、ホームページ及びメールマガジンによる映画祭の最新情報の告知です。インターネットは、どんなに東京から離れた場所からでも、誰もが簡単に情報を得ることができる重要な発信源ですから、映画祭の広報的な役割をします5月末のパンフレット配付と共に、チケット情報や上映作品の情報をアップロードするのが一番大きな仕事です」

その映画祭プログラムをアップロード時は、今思えば、鵜飼の鵜の縄も絡まる、危うく船も傾くというような怒涛のアップロード作業でした。ほんと、好きじゃないとできないことだったかも・・・(←涙目)。でも、その「好きじゃないとできない」の「好き」が、まさにナカツ流に炸裂したのが第10回映画祭ウェブに誕生した名物コーナー「queer de pon」(クィア・デ・ポン)。この意味ありげで実はくだらない(笑)コーナー名も含めて、このコーナーのコラムやレビューの企画のほとんどはナカツさんのアイデアです。

ナ「映画オタクの僕にとって、『queer de pon』のコラム企画を、好き勝手にでっちあげて形にしていくことは、とても楽しい作業でした」

いや、ほんと、映画オタクです。ミーティングで「queer de pon」の企画を話し合っているとき、いっつも次から次へと映画や監督、俳優の名前が数珠つなぎに出てくること、出てくること。マジックのネタで口から万国旗をビロロロロ〜って出すやつあるじゃないですか(違う場所から出す芸もありますが:笑)。ほんと、あんな感じ。思わず「止まれよ、おい」って声をかけたくなるぐらい、ほおっておくといつまでもず〜っとず〜っと本当に楽しそうに映画の話をしているナカツさん。

そんな彼の映画に対する知識の厚さと批評の鋭さと愛情の深さが発揮された「queerde pon」。なかでも特にご好評をいただい企画が「シュウカンユミコ」。

ナ「『シュウカンユミコ』は、人生がエンターテイメントなユミコさんを横から観察する面白さを伝えるためにできた企画です。彼女の文章を、二人で『人を惹きつける文章』に調整する作業はとても楽しかった」

では、最後にナカツさんからもこれからウェブスタッフになろうとしている人に一言。

ナ 「どこのセクションでも同じことが言えますが、一人でできることには限りがあります。そこを頭に入れて、共同作業に取り組める方、『自分はこうしたい』という考えを持っている方を歓迎します」

ウェブはパンダさん、ナカツさんのお話にもあるように楽なことばかりではありませんが、自分達の仕事がリアルタイムで形となり、さらには映画祭を期待して待ってくださっている皆さんの反応も感じることができるという意味で、本当に本当にやりがいのあるセクションですので、「少しでもお手伝いしたい」という方がいましたら、ぜひぜひ! そして、新たにオープンした第11回映画祭ウェブでは、パンダさん、ナカツさんの後を受けて、新デザイナーのkatsuさん、新チーフの溝口さんとともに、スタッフ一同、これまで以上に充実したウェブを目指してがんばってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
(2002/01/01up)
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第1回 「事務局の代表を決めよう!」
第2回 「人を集めよう!」
第3回 「上映作品を決めよう!」
第4回 「宣伝をしよう!」
第5回 「お金を集めよう!」
第6回 「パンフレットを作ろう!」
第7回 「チケットを作ろう&売ろう!」
第8回 「字幕をつけよう!」
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