TIL&GFFとは

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「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」は、セクシュアル・マイノリティをテーマとする作品を上映する映画祭です。
1992年より開催されており、今年で第23回を迎えます。

目的

当映画祭は、レズビアンやゲイについての作品に留まらず、
トランスジェンダー、インターセクシュアル、バイセクシュアルといった、
さまざまなセクシュアル・マイノリティについての作品上映を通じて、
より多様で自由な社会を創出する場となることを目指すとともに、
セクシュアル・マイノリティをテーマとする作品は劇場公開される機会が少ないことから、
そうした国内外の作品を紹介することで映像文化創造に貢献することも趣旨としています。

また、セクシュアル・マイノリティの人たち自身が楽しむための「お祭り」であると同時に、
あらゆるセクシュアリティを持つ人たちに対して開かれ、
セクシュアル・マイノリティの人たちの育んできた豊かなカルチャーに気軽に触れることのできる
「アートイベント」として定着しています。

これまでの歩み

運営委員会は、1991年に国際連絡会議ILGA(International Lesbian&Gay Association)の
日本における支援・参加団体である「ILGA日本」に加盟する非営利団体として発足しました。
1992年に第1回を開催して以降、回を重ねるごとに開催規模を拡大し、上映作品の質も向上してきました。
当映画祭の運営はボランティアスタッフが担っており、自分たちで国内外の作品を選定し、
上映交渉を行い、会場をセッティングし、関連イベントの企画を行っています。

第23回に向けて

世界にはセクシュアル・マイノリティをテーマとする映画祭が150以上ありますが、
当映画祭はアジアで最も歴史ある映画祭として長く愛されています。
昨年(第22回)は関連イベントも含めのべ約5000人のお客様にご来場いただき、盛況を誇りました。
また、「名作劇場」と称して、過去に上映した人気作品を再上映するイベントも開催し、好評を博しています。
これまで文化庁や芸術文化振興基金などのご支援を受けるなど、社会的にも意義のあるイベントとして成長してきました。
その人気の秘密はもちろんクオリティの高い映像作品と、他では体験することのできないイベントの数々です。
今年も、世界中から選りすぐりの作品を上映しますので、是非ご来場ください!

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭運営委員会一同

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