ひびの まこと(関西クィア映画祭代表)
「いつも」のようにゲイやMtFばかりが目立つ場、にはしない。トランスジェンダー映画もたくさん上映する。フェミニズムを踏まえて運営する。「少数派の中の少数派」をないがしろにしない。そんなことを考えつつ関西クィア映画祭に関わって来ました。最近の目標は、日本のレイシズム/民族差別を可視化すること。海外の作品には民族差別とセクシュアリティーを同時に描いた作品が沢山あるのに、なぜ日本にはない?という疑問からです。
目標達成には時間がかかる。でも続けることが大事。21年目のTILGFFには、今年も励まされています。