「ハッシュ！」 Hush!(2001) 配給：シグロ 渋谷シネクイント他にて、 ４月２７日より公開 オフィシャルサイト　 http://www.cine.co.jp/ ゲイカップルの直也と勝裕は、偶然知り合った朝子から人工受精による子作りの話を持ちかけられる。二人は当惑しながらも朝子を受け入れ、いつしか奇妙な共同体を築いていく。しかし、彼らの「子作りごっこ」は、お互いの家族にそれぞれ大きな波紋を拡げていった・・・。「二十才の微熱」や「渚のシンドバッド」など、ゲイの微妙な心の動きを繊細に描いてきた橋口亮輔監督の５年ぶりの新作。 「翼をください」 Lost and Delirious(2001) 配給：アルバトロス・フィルム シネスイッチ銀座にて、 ４月２７日より公開 オフィシャルサイト　 http://www.tsubasa-movie.com/ カナダ・オフィシャルサイト　 http://www.lostanddeliriousthemovie.com/ 昨年の当映画祭上映作品「セット・ミ−・フリー」の監督レア・プールの新作。カナダの寄宿制女子高を舞台に、実在の事件をもとに映画化。母の死後、寄宿制女子高に入学したメアリーは、同室のクラスメートであるトリ−とポリ−が夜毎にベッドでセックスをする姿を目撃する。最初は違和感を感じていたものの、彼女たちの自然な振る舞いに次第になれていく。しかしある日、トリ−とポリ−が愛しあう姿をトリーの妹に目撃されたことにより、トリーはポリーと距離を置き、男子生徒と付き合いだすようになる・・・。 「華の愛」 遊園驚夢(2000) 配給：グルーヴコーポレーション、 ギャガ・コミュニケーションズ テアトル新宿にて、５月公開予定 オフィシャルサイト　 http://www.groove.or.jp/movies/hana_no_ai/index.html オフィシャルサイト（英語・中国語）　 http://www.peonypavilion.com.hk/ 1930年代、中国の蘇州を舞台に、歌姫ジェイドと男装姿の美しい従姉妹ランとの関係が時代の流れに翻弄されていく様を、壮麗で耽美的な映像で描きだしていく。 監督は第８回当映画祭上映作品「美少年の恋」の楊凡（ヨン・ファン）。出演は宮沢りえ（モスクワ国際映画祭最優秀女優賞受賞）、王祖賢（ジョイ・ウォン）、呉彦祖（ダニエル・ウー）。 「ヘドウィグ・アンド・ 　 アングリーインチ」 Hedwig and the Angry Inch(2001) 配給：ギャガＧシネマグループ 渋谷シネマライズにて、公開中 オフィシャルサイト　 http://www.gaga.ne.jp/hedwig/ 東ドイツ生まれのヘドウィグはロックシンガーとなる夢を叶えるべく、アメリカ兵と 結婚するため性転換手術を受けることになる。しかし、手術ミスで怒りの「１インチ （アングリーインチ）」が残ることになる。ヘドウィグは渡米するが離婚し、アマチュ アミュージシャンのトミ−と出会うが・・・。サンダンス映画祭最優秀監督賞、観客賞、ベルリン国際映画祭テディ賞ほか多くの賞を受賞し、世界中のレズビアン＆ゲイ映画祭でも熱狂的な歓迎を受けた作品が日本上陸。 「マルホランド・ドライブ」 Mulholland Drive(2001) 配給：コムストック 恵比寿ガーデンシネマにて ４月１３日より公開 オフィシャルサイト　 http://www.mulholland.jp/ ロサンゼルスの山道「マルホランド・ドライブ」で、ある日交通事故が起こる。女優への夢をかなえるためハリウッドにやってきたベティは、その事故で記憶をなくした魅惑的な女性と知り合う。そして、自分の名前すら忘れてしまった彼女の記憶をたどる手助けを始める。幻惑的でイマジネーションあふれる映像世界を作りあげてきたデヴィッド・リンチ監督最新作。カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞。 「ふたつの時、 　 ふたりの時間」 イ尓那邊幾點 Et la-bas,quelle heure est-il?(2001) 配給：ユーロスペース、 サンセントシネマワークス 渋谷ユーロスペースにて、 ４月１２日まで。１３日以降はレイトショー公開 オフィシャルサイト　 http://www.eurospace.co.jp/ 台北の路上で腕時計を売っているシャオカンは、ある時パリに出発する予定の女性シアンチーと出会う。遠く離れた彼女との繋がりを求めるように、シャオカンは台北中の時計をパリ時間に合わせるように走り回る。その頃、パリにいるシアンチーは、シャオカンとの繋がりを思わせる不思議な出来事に遭遇した・・・。 監督は「愛情万歳」や「河」など、ストイックな美学でクイアテイストな作品を撮ってきた蔡明亮（ツァイ・ミンリャン）。主演は彼の作品の常連俳優、李康生（リー・ カンション）。トリュフォーやゴダール作品などで知られるジャン・ピエール・レオのゲスト出演にも注目。 >>>back All Rights Reserved by tokyo international lesbian and gay film festival