メッセージ

今年も様々な方々からメッセージをいただきました!

AYA(IT企業経営者)
大人になるにつれ、セクシュアル・マイノリティをテーマとする映画を見たときに「刺さるポイント」が変わってきました。繰り返し同じ映画を見ても、若い頃には何も思わなかったところに気持ちが反応して、誰かのことを思い出したりして、今気になっていることや関心のネタが、画面越しに反射して返ってきたりもする。自分と一緒に映画も成長しているんだな、何かを乗り越えて来たんだな、と感じます。LGBT当事者も、きっとカミングアウト前と後では感じ方が違うし、一緒に生きていきたい人がいるときといないときでも、感じることがそのたびに違う。だからおもしろいし、いくらでも発見がある。セクシュアリティもジェンダーも、歩んできた人生も全く違う誰かと映画を見て話してみると、ひとつの作品でも、無限に学ぶことがあるんじゃないかな。今年は誰を誘って行こうか、楽しみにしています。

イシヅカユウ(モデル)
自分が何者で、本当にいていい存在なのか悩んでいた幼い頃、1人で沢山映画を観ました。
その中の完璧とは言えない、でも生き生きとした登場人物達に「いていいんだ!」と沢山励まされて以来、映画は私の人生になくてはならないものになりました。
人にどんなに否定されても、自分に自信が持てなくても、人は、生きることは、それだけで美しい。そう信じさせてくれる映画がこれからもどんどんアップデートされながら生み出されていくことに希望を感じて、今も生きています。

オードリー・タン(台湾デジタル担当大臣)
人間の運命は生物学的に決められるものではありません。
アジアで初めて同性婚を認める法案を可決し、その導入を通して#diversity(ダイバーシティ)、#inclusion(インクルージョン)と向き合った#Taiwan(台湾)を私は台湾人として誇りに思います。
世界各地でこの方向へ向けて行われている前進の一歩一歩を私たちは祝わなければなりません。
映画制作という芸術の中で、私たちのイマジネーションは時空間を超えて羽ばたき、色んな見方をもつ人になり代わることができ、また同じ道をたどる私たちも案内してくれます。
#rainbow(虹)の向こうのどこかに、青い空がある。そして夢も現実となる。

久保豊(映画研究者)
早稲田大学演劇博物館「Inside/Out──映像文化とLGBTQ+」には数多くの声が来場者から寄せられました。思い出の作品を懐かしむ声、新しい出会いに喜ぶ声、取り上げられなかった作品へ導いてくれる声、そして「生きていて良かったんだ」という声。誰かが今日を生き抜いて、明日も生きていきたいとワクワクするような、愛とユーモアに溢れた映画がこれからもっと作られることを願っています。レインボー・リール東京がそんな映画たちと出会える映画祭であり続けられますように。

少年アヤ(エッセイスト)
とんでもなさばかりを毎日更新しつづける世界で、わたしの物語は、わたしたちの物語は、ほとんど意味のないものか、あるいは存在すらしないものとして扱われています。けど、本当にそうでしょうか。そうではないと、社会を構成するマイノリティのひとりとしてぼくは信じたいし、当イベントが、その確信をつよめるものであってほしいと思います。もしここに、あなたの物語がなかったとしても、どうかあなたの物語が、あなただけの物語が、あふれだすきっかけになりますように。祈っています。

高田冬彦(美術家)
自分が美術家になることを志した10代の頃、ケネス・アンガーやデレク・ジャーマンといったゲイの作家の実験映画をたくさん見ました。奇妙で風変わりで、それでいて詩的なセンスに救われるものがあったのです。そして、小規模な個人制作ならではの強みがあることを学び、勇気をもらいました。
この映画祭で上映される様々な背景を持った作品も、それを必要としている、届くべき人に届くといいなと願います。応援しています。

竹内佐千子(漫画家)
私にとってLGBTQを扱う映画は「社会から異質なものとされている」孤独や葛藤を優しく、楽しく、面白くしてくれる存在です。 この映画祭は私の心を癒し、助けてくれて、厳しい現実を皆で分かち合ったりするような、そんなかけがえのない場所になっています。 いつかこのLGBTQという言葉が特別でも何でもない言葉になりますように。そしてLGBTQだけではなく、全ての人が生きやすい社会になりますように。 開催おめでとうございます。

七野ワビせん(漫画家)
自分のジェンダーに悩み始めたのは小さな子供の頃だけど、自分らしく生きれたのは30歳になってから。悩みながら進んだ時間も意味があるものだけど、やっぱり誰もが苦しむことなく生きれたらいいなと思います。
人が創ったものには、人の心の奥深くに入る優しい力があって、色んな想いを教えてくれます。
映画祭の作品をきっかけに、多くの方とわたしたちの想いが繋がったら嬉しいです。レインボー・リール東京を楽しみにしております!

モー・ズーイー(俳優)
私が主演させていただいた映画『親愛なる君へ』が、レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜で上映されることをとても光栄に思います。そして『親愛なる君へ』を気に入ってもらえたら幸いです。
愛は、性別とは関係ないと信じています。いつか全世界の人々が平等に愛される、愛することが出来る世の中になることを祈っています。
セクシュアル・マイノリティの皆さんを心から応援しています。私は、皆さんと一緒にいます。

アフラック LGBTファイナンス Jack'd ソフトバンク株式会社 9monsters パートナー共済 ~わたしの愛をカタチに~ 親愛なる君へ 株式会社TOOT 世界のお茶専門店 ルピシア

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