ご挨拶

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭へようこそ。

今年も待ちに待った熱い季節がやってきました。
このところ、ゲイやレズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーに代表されるようなセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を取り上げるメディアが多くなってきたことを実感できるようになってきました。でも実際にあなたの周りには、そういった人たちがいますか?

よく20人に1人はセクシュアル・マイノリティと言われていますが、それほど多くの人々が性の境界の深いクレバスにはさまれて身動きが取れずにいました。でも本当は、色のグラデーションのようにもっと自由で緩やかな境界があるはずです。

この映画祭は、セクシュアル・マイノリティを題材にした作品を上映します。でもマイノリティだけのための映画祭ではありません。この世界に共に生きる人々が互いに意識することなく、一緒に純粋に楽しむことのできる場所ですし、またそのような場所であり続けたいと考えています。
映画だけでなく、いろんなイベントを通じて一緒に観て感じて、共に生きることについてすこし考えてもらえたらうれしいです。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
代表 宮沢 英樹

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