クィア・ジャパン

英題：QUEER JAPAN
原題：クィア・ジャパン
監督：グレアム・コルビーンズ
2019｜日本｜101分｜日本語
世界初上映

出演：ヴィヴィアン佐藤、松田篤史、畑野とまと、のぎすみこ、田亀源五郎、ハスラーアキラ、長谷川博史、小川チガ、杉山文野、レスリー・キー、マサキチトセ、サエボーグ、三橋順子、上川あや、マーガレット、マダム ボンジュール・ジャンジ、青山薫、大河りりぃ、鬼塚哲郎、シモーヌ深雪、砂川秀樹 ほか

監督・編集：グレアム・コルビーンズ
プロデューサー：飯田ひろみ　共同プロデューサー：石井アン
撮影：ジョン・ローニー、グレアム・コルビーンズ
写真：竹之内祐幸、ジョン・ローニー　翻訳：ジョセリン・アレン
制作：HIROMEDIA8
©2019 QUEER JAPAN
　
□公式サイト　
□予告編

独自のクィア文化の歴史を持つ国「日本」
３年をかけた取材から見えるそれぞれの人生

現代の日本におけるLGBTQ+カルチャーは、万華鏡のようで、様々なジェンダー／セクシュアリティの人々が、型にはまらない生き方を選択できる社会になりつつある。3年をかけて日本各地で撮影された100本を超えるインタビューを厳選した本作。

因襲を打破する強烈なドラァグクィーンのヴィヴィアン佐藤は、言語とアイデンティティのレイヤーを引き剥がし、漫画家でありゲイ・エロティック・アーティストの田亀源五郎は、自身のコミックを持って世界中をツアー。東京都世田谷区議会議員の上川あやは、トランスジェンダーであることを公表して立候補し当選した日本初の議員になるまでの苦労を語り、日本屈指のアングライベント「デパートメントＨ」では、ドラァグクィーンのマーガレットはもちろん、ラテックス製のスーツを自作・装着してパフォーマンスするアーティスト・サエボーグらを取材。他にも、世界で活躍する写真家のレスリー・キーや、ドラァグクィーンのシモーヌ深雪ら、錚々たる登場人物が、セクシュアル・マイノリティとして生きる上で得る喜び、抱える苦しみや葛藤などを、自身の言葉で語っている。

本作のプロデューサーも「多様な当事者が伝えるありのままのストーリーが、クィアな世界を知らない人々への理解を深めることにつながれば幸い」と語る。