ドキュメンタリー映画『Just Be Gemma』 ディスカッション付き上映イベントのお知らせ

 2019年2月13日(水)、カナダ大使館の主催により、ドキュメンタリー映画『Just Be Gemma』のディスカッション付き上映イベントが開催されます。レインボー・リール東京はパートナーとしてこのイベントに協力しています。

©Nine Island Communications 2017

『Just Be Gemma』はカナダのLGBTQアクティビスト、ジェンマ・ヒッキーの2年にわたるジェンダー移行を追った迫真のドキュメンタリー。2017年にカナダの国営放送CBCで放送された本作が、このたび日本で初上映されます。

 ジェンマはカナダで同性婚合法化を実現に導いた運動のリーダーの一人であり、国の法制度に大きな変革をもたらしました。ノンバイナリーを自認するジェマは、地元ニューファンドランド・ラブラドール州に対して自身の出生証明書の性別記載を中立にするよう求め、カナダで初めて男女の記載がない出生証明書の交付を受けます。また、聖職者による性的虐待のサバイバーを支援する非営利団体「パスウェイズ・ファンデーション(Pathways Foundation)」の創立者としても知られています。

 本作では、母との葛藤やパートナーとの別れを乗り越え、新しい自分を見つけていくジェンマの身体的・精神的な旅路が描かれています。上映後にはジェンマ本人とのディスカッションと質疑応答(英日逐次通訳あり)も予定されています。どうぞ奮ってご参加ください!

《開催概要》
日時:2019年2月13日(水)19:00-20:45(18:30開場)
会場:カナダ大使館 オスカー・ピーターソン・シアター【map】
主催:カナダ大使館
協力:レインボー・リール東京

【続報】上映後のディスカッションに認定NPO法人ReBit代表理事の藥師実芳氏の登壇が決定しました。
藥師氏はFTMトランスジェンダーとしての経験をもとに、LGBTQへの理解を深めるため、学校でLGBTQに関する出張授業を実施したり、LGBTQの学生にキャリアカウンセリングを提供しています。
ReBitの活動については https://rebitlgbt.org/ をご参照ください。

『Just Be Gemma』
製作:ナイン・アイランド・コミュニケーションズ
監督・脚本:ピーター・ウォルシュ
2017|カナダ|43分|英語(日本語字幕付き)
※本作には手術のシーンやヌードが含まれます。予めご了承ください。

《参加方法》
●Eメール tokyo.cc@international.gc.ca にて先着順に参加登録を受け付けます。氏名・所属・同伴者名を明記し(アルファベット表記も併記してください)、2月12日(火)までにお申し込みください。登録完了後、確認メールが届きます。
当日は政府発行の写真付き身分証明書をご持参ください。入館の際、手荷物検査がございます。
●大使館構内には駐車場がありませんので、公共交通機関でご来場ください。

本イベントに関するお問い合わせ:
カナダ大使館広報部 tokyo.cc@international.gc.ca